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DM発送する時期によって開封率には影響がでる?

DMの反響がないと、頭を抱えてはいませんか。実は、ダイレクトメールはいつ送っても同じように開封してもらえるとは限りません。発送に適した時期を知っておくことで、開封率を上げることができるでしょう。

時期によって開封されやすいタイミングがある

DMを発送するなら、発送時期による違いを理解しておきましょう。ここからは、開封率が高まる時期について詳しく解説していきます。

新たな取り組みを始める1月・4月・9月

実は、DMの開封率が高くなる時期は、1月・4月・9月だといわれています。大型連休明けや新生活の始まりに合わせて、新たな取り組みを試みようと消費が高まる傾向にあります。大型連休中は不在であるリスクが高いため、大型連休後の発送が無難でしょう。

お財布の紐が緩みがちなボーナス支給の時期

ボーナス支給前の時期も、DMの開封率が高まる傾向があるでしょう。ボーナス支給で財布の紐が緩む方は少なくなく、使い道が確定していない時期にDMを発送することで、消費を促せるようになります。ボーナス支給直前や支給後にDM発送すると、使い道が決まっている可能性が高まるため、発送費用が無駄になるリスクも出てきます。

季節ごとに開催されるイベント前

DMはイベント前に発送すると、開封率を高められる傾向にあります。自社製品をPRするのに適しているイベント前に、DMを発送することで売上貢献が期待できます。ハロウィンは今やバレンタインに迫る市場規模と言われているので、ハロウィンの前にDM発送するのもひとつの手です。

メジャーなイベント

正月・成人の日・節分・バレンタイン・ひな祭り・ホワイトデー・母の日・父の日・ハロウィン・七五三・お歳暮・クリスマスなど

発送先によっても適切なタイミングがある

発送時期によって世間一般の開封率が異なると上述しましたが、実は発送先によって適した時期は異なります。ここでは、個人宛てと会社宛てでどのような違いがあるのか、詳しく解説していきます。

個人宛て

個人宛てにDM発送するなら、お金や時間に余裕がある際に発送すると開封率が高まるでしょう。上記のボーナス支給前や、週末・連休前に発送するのもひとつの手です。世間一般の繁忙期である仕事納めの12月下旬や、年度末の3月終わりは忙しい時期で、開封されない可能性もあります。ただ、職種によっても状況は異なるので、発送する個人の職種にも着目したいところです。

会社宛て

会社宛てにDM発送するなら、業界ごとの繁忙期・閑散期を見極めて送ると、開封率を高められるでしょう。たとえば、ホテル業界では大型連休、アパレル業界は大型連休や衣替えの時期、飲食業会では仕事納めや年度末に繁忙期が来る傾向があります。忙しい時期に発送しても開封してもらえない可能性が高まるので、送る時期は慎重に見極めたいところです。また、発送する曜日は週末よりも、週明けの月曜日に届くように発送すると良いでしょう。

施策によっても送るタイミングを調節する

ここからは、施策に適した発送タイミングについて紹介していきます。社内で予定されている施策を絡めて、開封率を高めていきましょう。

通販フォローDM

通販フォローDMとは、通販で試しに商品を購入してくれた方に対して、リピート購入を促すためのDMです。別名引き上げDMとも呼ばれており、サンプル申込やトライアル購入をしてくれた方に対し、リピートに繋げるためのDMを複数回発送します。トライアルキャンペーンを行った際に、定期購入コースへ繋げたい場合に活用されています。たとえば、商品発送から3日前後でサンキューDMを送り、その後2~3回かけて引き上げDMを発送。発送するDMは中身を変えることが大切で、1回目の引き上げDMで反響がない方は、同じ内容を送り続けても反響が得られる可能性はかなり低いといえるでしょう。また、1回目のフォローDMでは割引をしないことで、継続を考えていた顧客に対して商品を安売りせずに済みます。

リピート促進DM

通販ビジネスではなく、店舗ビジネスの場合は、再来店を促すタイミングでリピート促進DMを発送すると良いでしょう。来店から3日後にサンキューDMを発送した後は、3週間後、3カ月後、6カ月後とリピート促進DMを送ります。実は、マーケティングでは3の法則が重視されており、人は3の付くタイミングで忘れるように出来ているといわれています。忘れることを前提にして、来店から3日後、3週間後、3カ月後、6カ月後…と、リピート促進DMを発送し続けることが大切です。1回目の時点でスルーされたDMも、繰り返し送り続けると、何度も目にするうちに印象を残せるように。顧客に忘れられないうちに、リピート促進DMを発送しましょう。

カムバックDM

カムバックDMとは、休眠顧客を掘り起こすためのDMです。休眠顧客は商品・店舗を一度利用している顧客なので、新規顧客を獲得するよりは容易な方法だといえます。ただ、現状では利用を止めている状態のため、1度DMを送っただけでは反響が期待できない恐れも。定期的にカムバックDMを発送、あるいはイベントや誕生日といった消費が活発になるタイミングでDMを発送するのもひとつの手です。通常DMの反応率は1%もあれば成功だと言われていますが、カムバックDMの内容にこだわり、自分事として考えられる内容のDMを打つことで、反応率22.7%を超えた事例もあります。

参照元:プレスリリース( https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000030423.html

クロスメディア戦略のDM

そもそもクロスメディア戦略とは、様々なメディアを組み合わせて顧客に呼びかける手法を指しています。DMだけでなく、CM・SNS・新聞など様々メディアで新規顧客獲得に向けて動くことで、各メディアの反応率を測定できます。

また、DMを組み合わせれば、CM・SNS・新聞などでは呼びかけられない層まで、幅広くアプローチできるように。CMやSNS、新聞では載せられる情報量に限りがありますが、DMならば一冊の本にして自社商品の魅力を伝えられるでしょう。DMからECサイト・LPにアクセスできる流れをつくっておくと、休眠顧客・新規顧客ともに注文しやすい状況がつくれます。

発送タイミングの精度上げるために必要なこと

DMを発送するなら適したタイミングで送り、開封率を高めることが大切です。発送タイミングの精度を高めるには、テストを実施して効果を測定すると良いでしょう。ここからは、精度を高めるための方法を解説していきます。

テストを実施する

DMを効果的なタイミングで発送するためにも、効果測定を実施しましょう。ABテストで、DM発送タイミング・回数を変えてみて、どちらが反応率・費用効果があったかを測定します。

また、曜日別テストも有効で、何曜日に送ると反応率が高いかを測定してみてください。送る時期についても測定しておくことが大切で、どのイベント前に反応率が高いか、何月に送ると問い合わせ数が多いかを全て計測して、データに残しておく必要があります。反応率が高い曜日・時期に向けて発送することで、DMにかける費用を抑えられるようになります。

他社分析

DMを発送する際は、DMの反応率が高い企業の方法を参考にしましょう。反応が既に高い企業は、テストを実施して反応率を確かめたうえで、現在のスタイルを築き上げています。自社で一から効果を測定するよりも、既に効果を実感している企業のスタイルに合わせることで、無駄な費用をかけずに開封率を高められるでしょう。

【業種・目的別】
効果的なDMの作り方

DM発送代行業者への依頼も検討してみる

DM発送と一口にいっても、テストから発送作業まで自社で行うのは労力も費用もかかるものです。DMを効果的なタイミングで発送したい企業は、専門家に相談してみるのもひとつの選択肢だといえます。本サイトではDM発送の代行業者を複数者比較しています。ぜひ参考にして、信頼できる代行業者に相談してみませんか。

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