メールとの違いは?
DMとEメール、それぞれの特徴についてご紹介します。メリット・デメリットもまとめていますので、ぜひ参考にして、自社の商品・サービスに適した手法を選んで下さい。
ダイレクトメールとは
DMとは、企業が、個人や法人宛てに直接送付する、商品やキャンペーンに関する広告のことです。ポスティングのように、不特定多数の場所にばら撒くのではなく、住所氏名など、顧客から提供された情報を元に、特定の相手に印刷物を届けます。顧客に合わせて伝える内容を選べる上、カタログ形式や小冊子など、形態によって情報量を調整することも可能。効果的に使うことで、商品の売り上げを上げたり、集客率を高めたりすることができます。
Eメールとは
Eメールは、顧客のアドレス宛てに、メールで商品やサービスの情報を送る手法です。ネットショップなどインターネットを利用して商売をしている会社の多くが取り入れています。情報の配信頻度は、毎日のところもあれば、1週間に一度のところもあるなど、企業によって異なります。
Eメールのメリット・デメリット
メリット
コストが少なくてすむ
やはりなんと言っても、DMに比べて非常にコストが安く済む点がメリットです。紙代・デザイン料・印刷費・封入の手間賃・封筒代・発送費用など、諸々のコストがかからない上、多くの顧客に情報を一斉送信することができます。文章、写真、動画なども掲載でき、会社のホームページに直接案内することも可能です。
タイムリーに届けることができる
DMでは、企画から発送までに少なくとも1週間程度の時間がかかるのに対し、Eメールなら事前に内容さえ準備しておけば、一瞬で送信することが可能です。時間限定のセールや、数量限定・期間限定商品の案内、旬の食材などの情報も、リアルタイムに顧客の元に届けられます。
開封率・送客率が可視化できる
Eメールは、送ったメールのうち何%が開封され、その後何%の人が商品サイトや企業へアクセスしてきたか、パラメータ(変数)を付けることですぐに解析することができます。1通からどんな反響が得られたか、どのタイミングで送るとレスポンスが上がるのか、どんなメールタイトルなら開封率が上がるのか、などデータ化し、分析することで、将来のマーケティングに活かすことができます。
デメリット
開封されない
DMと比べて開封率が低いのがデメリットです。特に、1日に何通ものメールを受け取る人は、件名だけを見て興味の有無や迷惑メールかどうかを判断します。不要だと判断したものはそのまま削除することが多いので、読まれるためには、件名を工夫することが必要です。
迷惑メールとして扱われる可能性がある
ウィルスからパソコンを守るため、メールソフトには「迷惑メール振り分け機能」が設定されています。疑いがあるメールは自動的に迷惑メールフォルダに入れられ、フォルダに入ってしまうと、相手にはメール着信通知すら届きません。せっかく送ったメールが迷惑メール扱いされないよう、メールを作成する際は作り方に注意したり、迷惑メールフォルダを確認してもらうよう、受け手へアナウンスする必要があります。
利用できるターゲットが絞られる
ソーシャルメディアやSNSが普及し、特に若年層では、メールを使わない人も増えています。また、高齢層になると、パソコンを持っていない、Eメールを全く見ない人も少なくありません。商品やサービスによっては、EメールによるDMが向いていない場合もあるので注意しましょう。
視覚的に訴えかけづらい
画像を多用するほどメールの容量が大きくなり、メールを開くのに時間がかかる可能性があります。かといって文字ばかりのメールでは、相手の興味を引くことができません。また、Eメールは全体を見るために画面をスクロールする必要があります。パッと見て情報が見えない部分があるというのは、大きなデメリットと言えるでしょう。
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