動画を活用したDMについて
DMの中には動画を活用したものもあります。動画はDM発送にどのようなメリットをもたらすのか、活用する際のポイントも交えながら解説します。
動画を活用したDMとは
動画を活用したDMとは、パンフレットの中にモニターが仕込まれていて、紙媒体でありながら動画も見られるタイプのものです。動画であるため映像だけでなく、音声を流すことも可能。紙に記載された文章に加え、映像と音声にて商品・サービスの訴求ができます。また動画を活用したDMは珍しいため存在感とともに、高級感を演出できることも特徴のひとつです。
モニターのサイズはさまざまで、約2.4~10インチくらいまでのサイズが主流となります。モニターに搭載されたメモリに動画が保存され、バッテリーによって駆動します。
DMに動画を活用するメリット
文字+映像+音声で魅力を伝えられる
DMに動画を活用する大きなメリットであるのが、文字だけでなく、映像や音声で商品・サービスの魅力を伝えられることです。画像よりも説得力・訴求力が増し、まるで対面で商材を見てもらっているかのようなプロモーションができるようになります。
受け取った人の目に留まりやすい
DM発送で動画を用いることは一般的ではなく、受け取った人の目に留まりやすいこともメリットのひとつです。数多く届くDMは、ともすると見ないまま捨てられてしまうことも少なくありません。しかし動画を用いたDMは存在感があり、目に留まりやすく関心も引きやすいため、閲覧率が高まるでしょう。
プロモーションに動画を流用できる
撮影した動画を店頭や公式サイト、YouTubeなどにプロモーション映像として流用できることもメリットと言えます。一度撮影すればさまざまなところで利用できるため、費用対効果が高くなる傾向があります。
受け取った人の行動を計測・集計できる
動画を活用したDMで特徴的なこととして、受け取った人の行動を計測・集計しやすいことがあげられます。DMにQRコードを印字する方法では、QRコードにアクセスした記録を取得可能です。誰が、どこにアクセスしたかがわかるようになれば、その後の動画DMをより効果的できるかもしれません。
DMに動画を活用する際のポイント
メールで送信するなら容量に気をつけること
動画を活用したDMをメールで送信する場合、容量オーバーにならないように注意してください。メールでは添付ファイルの容量を2MB以内に抑えることがマナーとされています。あまりに容量が大きすぎると送信できなかったり、相手が受信できなかったりすることがあるためです。メールで送信する場合は、動画の容量に制限を設けましょう。
紙媒体なら容量に合ったメモリとバッテリーを選ぶこと
紙媒体のパンフレットなどで動画を活用する場合は、映像の容量に合ったメモリとバッテリーを選ぶことが大切です。大きすぎるメモリやバッテリーを選ぶとコストが高くなる可能性があり、余った分が無駄になってしまいます。しかし足りなくても動画DMとして機能しないため、適切なものを選ぶようにしてください。
問い合わせのための窓口を用意すること
動画を見て「もっと知りたい」と思ったユーザーのために、問い合わせのための窓口を明確にすることもポイントのひとつです。QRコードやTimeRexなどを併用し、すぐに問い合わせられるよう導線を確保すると確約率が高まるでしょう。
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