飲食店

新規顧客の獲得、既存顧客やリピーターへのアプローチに使われるDMですが、ただなんとなく送るだけでは効果は出ません。お店の魅力をしっかり伝えるため、デザインや内容などにこだわって作成することで、開封率を上げることができます。ここでは、集客に繋がる飲食店のDM作成方法をご紹介します。

飲食店におけるDM作成のコツ

デザイン:見た瞬間「伝わる」
デザインを考えるべし

DMで大切なのが、見た瞬間のインパクトです。ターゲットを惹きつけるキャッチコピーやお店の雰囲気に合った色・フォントなどを工夫し、一目で商品やサービスのイメージが伝わるようなデザインを作りましょう。特に価格をアピールしたい場合には、プラン名と料金を強調して、どの商品がどれだけお得なのか分かりやすく伝えることが大切です。

また、何の目的でDMを送ったのか、明記することも忘れずに。忙しい毎日の中で、よほど行きつけのお店でもない相手からのDMは、スルーされるのが基本です。「NEWオープン!」「〇周年記念キャンペーン開催」「平日昼間のランチ営業再開」「旬の〇〇フェアのお知らせです!」など、DMの内容がパッと見てわかるようなデザインを心がけましょう。

レイアウト:視線の動きに
合わせた配置を心がけるべし

基本的にDMは、キャッチコピー・挨拶文・商品説明・特典・問い合わせ先・画像などで構成されています。これらをただ載せるだけでは効果的なDMは作れません。どれを強調したいか、ユーザーがどのような流れでDMを見ていくかなどを意識してレイアウトを作るのがポイントです。

大切なのは、人間の視線の動きに合わせた配置です。

DMを見る時、人は、横書きの場合左上から右下へアルファベットのZを描くように、縦書きなら右上から左下へとNを描くように視線を移動させます。このため、一番最初に見る場所に、訴求したいポイントを配置すれば、相手の目を惹くことができるというわけです。

挨拶文や商品説明、特典や連絡先などの情報も、この視線の動きに沿うようにレイアウトすることで、読みやすく伝わりやすいDMを作成することが可能です。

クーポン:狙いを定めて
「仕掛ける」べし

クーポン券やDM持参の人だけが貰えるプレゼントなど、特典を付けることで、「名前を知っているけど行ったことない」人や、「最近行ってないな」という休眠客に来店を促すことができます。

クーポンを付ける際に大切なのは、ただ割引や特典を付けるのではなく、しっかりと狙いを定めて「仕掛ける」こと。DMでランチメニューを紹介しているのにクーポンでディナー割引をするなど、DMの内容に合っていないクーポンや、「(メニュー名)980円」など、何がお得か分からないようなクーポンでは集客につながりません。

お客様目線で魅力的、かつ分かりやすいクーポンを意識しましょう。

ただし、あまりにも大盤振る舞いなクーポンを乱発するのは経営を圧迫するのでNG。「◎周年記念」などでお得感を出したい場合は、有効期限を設定し、短期間で効果的にアピールしましょう。

写真:美味しそうな写真で心を
掴むべし

飲食店では、美味しそうな料理の写真を載せるのも重要なポイント。シズル感のある料理写真や季節感のある写真、ボリューム感のあるコース料理の写真などが良いですね。視覚的にパッと見て「おいしそう」「良さそう」「食べてみたい」とお客さまの心を掴むことができれば、集客や売り上げにつながります。逆に、どんなにデザインがオシャレでも、料理が不味そうでは反響は得られません。

料理の撮影では、自然光を使うのがオススメです。日差しがあまり強くない時間帯に、窓際などで撮影するのが良いでしょう。また、料理の構図によっても雰囲気が大きく変わります。コース料理の場合は、なるべく多くの料理が映るように真上から撮影します。品数が少ない場合には、斜めから撮影して料理のボリューム感をアピールします。カラトリーや周囲の空間なども写すことで、オシャレな雰囲気にすることも可能です。

依頼はDM発送代行専門業者へ

飲食店のDMは、コツを押さえて作成すれば、着実に集客へつなげることができる販促ツールです。手書きや自作でも作成は可能ですが、自店の魅力をしっかりアピールしたいなら、専門の会社に依頼するのがよいでしょう。デザインから発送まで行ってくれる会社であれば、より効果的な企画やデザインの提案などもしてくれるかもしれません。自作のチラシにマンネリ感が出てしまったり、反響が伸びない場合などは、ぜひ相談してみるといいでしょう。

TOPページでは、信頼性のあるDM発送代行専門業者を紹介しているので、こちらも参考にしてください。

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