DM発送を自社対応する場合の手順
DM発送を業者に依頼せず、自社で対応してコストを抑えたいと考えている方もいるでしょう。ここでは、DM発送を自社対応する場合、どのような手順を踏めばいいのかについて解説します。
DMのデザインを企画する
顧客に印象付けるDMにするため、どのようなデザインにするのかを企画します。デザインの企画・制作には、Adobe IllustratorやPhotoshopなどのグラフィックソフトが必須です。グラフィックソフトがない場合は、購入する必要があります。
印刷する
DMを自社で印刷する場合、主な方法としてはインクジェットプリンターやカラーレーザープリンター、コピー機があげられます。用紙代・インク代・電気代といったランニングコストがかかるほか、印刷時間も考慮しないといけません。特にインク代の比重が大きく、カラー印刷だと1枚あたりのコストが高くついてしまうのが難点です。
また、毎月大量のDMを印刷する場合、プリンターの故障につながるのもよくあるトラブルです。そのほかにも思っていたカラーに仕上がらないというケースも多く、DMの反応率に影響が出ることもあります。
封筒なら封入・封かんを行う
封筒タイプのDMを発送する場合、封入作業が必要になります。重要なDMであれば、さらに封かん作業も必要です。1枚1枚丁寧に封入・封かんするとなると時間や手間がかかるため、人的リソースの確保が求められます。
宛名のラベルの作成・印刷・張り付け
DMの送付先を記した宛名ラベルを作成します。宛名ラベルは専用ソフトで作成するか、またはWordやExcelでも簡単に作成可能です。宛名ラベルの作成が完了したら、プリンターやコピー機を使用して印刷します。宛名ラベルの貼り付けは手作業で行う必要があるため、DMの量によっては相応の人的リソースが必要です。
発送する
完成したDMを発送業者・運送業者に依頼したら、DM発送の手順は完了です。
まとめ
DM発送を自社対応するには、DMのデザイン企画や印刷、封入など、さまざまな手順を踏む必要があります。1つひとつは単純な作業だとしても、大量のDMを発送するとなるとかかる手間や労力もかなりのものです。貴重な人的リソースをDM発送のための作業に割く必要があり、場合によっては業者に依頼したほうがコストが安く済むことも…。
自社対応=コストを安く抑えられる、と安易に考えず、DM発送にかかる手間や労力を考慮した上で、自社で対応するか業者に依頼するかを検討するのがおすすめです。このサイトではDM発送業者をニーズ別に紹介しているため、依頼する業者を選ぶ際の参考にしてください。
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