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ビニール封筒と紙封筒は、どちらがDM反応率が良い?

DMを発送するとき、ビニール封筒と紙封筒、どちらで発送するべきか迷う方は多いでしょう。そこでこの記事では、ビニール封筒と紙封筒の場合、どちらのDM反応率が良いのか解説していきます。それぞれのメリット・デメリットも紹介しているので、DM発送の封筒でお悩みの方は参考にしてみてください。

ケースバイケースだけど、紙封筒の方が反応率が良い

ビニール封筒と紙封筒では、一般的に紙封筒の方が反応率が良いといわれています。紙封筒の場合中身が見えないため、担当者の手元に届くまで捨てられにくいという特徴があります。開封されれば担当者の目には止まるため、内容が頭の片隅にでも残りやすく反応率も高くなります。

紙封筒の場合デザインによって相手の目を惹きつけることもできるでしょう。デザイン性が優れた紙封筒の方が、より反応率を高めることができます。

ビニール封筒と紙封筒の開封率だとどちらが良い?

ビニール封筒と紙封筒では、どちらが開封率が高いと言い切ることは難しいです。開封率の高さはDMの内容と用途によっても異なるため、明確な答えはありません。

美容系や食品など、目で訴えかけることが効果的な商材や、クーポン券などはビニール封筒。コンプレックス系商材や高級品のDMには、紙封筒が適しています。開封率の高さを求めるのであれば、商材に適した封筒でDMを発送することが大切です。

ビニール封筒のメリット・デメリット

ビニール封筒のメリットは、未開封でも中身を見てもらえるという点です。確認をせずに捨てられることが少ないので、相手の目に留まりやすいというメリットがあります。コストも抑えることができるので、大量にDMを発送したいときにも向いているでしょう。

中身が見えるということは、デメリットの面もあります。見た瞬間に興味を引けなければ、中身を確認せずに捨てられてしまうからです。また、高級感は出しにくいため、ブランド物や高級感のあるサービスには適していません。

紙封筒のメリット・デメリット

紙封筒は、どのような商材にも使用できる点がメリットです。相手に安心感や信頼感を与えることができるので、高級志向の商材やサービスに適しています。

ただし、開封されなければ中身が見えないので、そのまま捨てられてしまうと相手に情報を与えられなくなってしまいます。また、ビニール封筒と比較するとコストも高いため、商材や発送枚数を考慮して使用する必要があるでしょう。

ビニール封筒と紙封筒の使い分け

ビニール封筒と紙封筒で迷ったときは、使い分けることが大切です。

ビニール封筒の強みはコストが安いことです。実験的にDMを利用するときや大量に発送したいときにはビニール封筒の方がよいでしょう。訴求したい内容を印刷の表面にしてビニール封筒に封入すれば、一目で相手に情報を伝えることができます。

紙封筒を使用するときは、すでに効果が一定数出ているときがおすすめです。さらに高級品・高級サービスのDMやコンプレックス商材のDMでは、紙封筒の方が相手に安心と信頼感を与えることができるので効果的でしょう。

封筒にデザインを追加すれば、中身が見えない状態でも相手の興味を引くことはできます。

ビニール封筒の種類

DMで使用されるビニール封筒には「OPP封筒」と「CPP封筒」があります。ここからは、それぞれの封筒のメリットとデメリットを紹介します。

OPP封筒のメリットデメリット

OPP封筒は透明度が高いのが特徴です。単価も安いため、DMで多く使用されているのはOPP封筒です。ただし、OPP封筒はポリプロピレンを伸ばして熱で固定されているため、強度が弱く破れやすいというデメリットがあります。そのため、分厚いカタログなどの発送には、あまり適していません。

CPP封筒のメリットデメリット

CPP封筒は、ポリプロピレンを伸ばさすそのまま加工したフィルムです。そのため、強度に優れており破れにくいのが特徴です。カタログや冊子の発送にはCPP封筒が適していますが、OPPと比較すると単価は高くなってしまいます。

ビニール封筒の開封率を上げるポイント

紙封筒の方が開封率や反応率が高いといわれていますが、ビニール封筒でも工夫次第で開封率を上げることは可能です。ビニール封筒のDMの開封率を上げるには、いくつかのポイントがあります。ここからは、その具体的な方法を紹介します。

お得な特典を見せる

ビニール封筒に封入するときは、クーポンやお得な特典を外から見てわかるように入れると開封率が上がります。全面的にお得な情報が見えるように目立たせるのも効果的ですが、窓付き封筒でお得な特典を一部だけ見せるのも効果的です。一部だけ見えることで好奇心を刺激し、開封率の向上につながるでしょう。

キャッチコピーやビジュアルを見せて興味を引き付ける

クーポンなどの特典がない場合は、商材のキャッチコピーやビジュアルを見せて興味を持たせましょう。

封入する際は、キャッチコピーやビジュアルが折れないように入れるのがポイントです。折れていると訴求率は下がってしまい、開封率につながりません。ビニール封筒でDMを発送する際は、封筒に入れた状態をイメージしてレイアウトを組むことが大切です。相手に開封するメリットを伝えられるように、キャッチコピーやレイアウトを考えましょう。

メインビジュアルが全体的に見えること、キャッチコピー全体が見えることを意識して封入してください。

ビニール封筒でDM発送する際に気を付けること

ビニール封筒でDMを発送する際は、サイズを間違えると定形外郵便の扱いになってしまうため注意してください。また、切手や宛名の場所によっても定形外郵便扱いになることがあるため、注意して発送してください。

封筒に入れるときのサイズ感に気を付ける

ビニール封筒でDMを発送する際に注意しなければならないのが、内容物のサイズです。郵便法では「定型郵便物は片側から見て裏面まで透けて見える部分があってはいけない」と定められています。つまり、封筒と内容物はほぼ同じサイズであることが求められるのです。

封筒と封入物の隙間が1~2mm以下であれば、定形郵便として発送ができます。長3封筒にA4サイズの紙を三つ折りにして入れると、隙間ができてしまうため定形外郵便扱いになるので注意してください。

この場合、封筒とほぼ同じサイズの紙を一枚封入すれば定形郵便扱いとなります。この紙は切手や局印、宛名を印字する台紙の役割も果たします。

切手・局印・宛名の場所に気を付ける

切手や宛名シール・印刷を封筒の外に行うと、定形外郵便扱いになってしまいます。局印や宛名の印字は、封入物に行う必要があるので注意してください。

メリットデメリットを知った上で封筒を使い分けよう

ビニール封筒と紙封筒では、それぞれに特徴があり、異なるメリット・デメリットがあることが分かりました。開封率は一概に言えるものではなく、商材や訴求したい内容によっても異なるため、効果を活かせる方法でDMを発送することが大切です。ビニール封筒と紙封筒ではコストにも違いがあるため、費用対効果を考えてDMを発送しましょう。

コストを抑えて発送したいのであればビニール封筒。すでにDM効果が表れているときや商材が高級品などの時は紙封筒と、用途や目的に応じて使い分けてみてください。

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