暑中見舞いDMとは

暑中見舞いDMは、お取引先やお客様とコンタクトが取れる便利なツールです。ここでは、暑中見舞いDMが効果的な理由や発送するタイミング、作成する際のポイントを解説します。

暑中見舞いDMが効果的な理由

暑中見舞いは、年間で最も暑い季節に送られ、相手の健康を気遣うための季節の挨拶状です。その起源は江戸時代以前まで遡ります。当時の人々は、1年を正月と盆の2つの期間に分け、新しい期間が始まると贈り物を用意し、お世話になった方々を訪ねて挨拶回りを行っていました。

明治時代に入ると、郵便制度が確立し、遠方の人々と簡単に連絡を取るための「はがき」が一般的になり、暑中見舞いの文化が定着しました。

現代では、SNSや電子メールが一般的になり、暑中見舞いや残暑見舞いのはがきを見る機会が大幅に減少しています。そのため、今こそ、自分の健康を気遣うメッセージと、時間をかけて制作されたはがきを受け取ることで、誰もが喜ぶことでしょう。

年賀状と比較して、暑中見舞いや残暑見舞いの数量は少ないため、相手の心に残りやすいという利点があります。主に「関係の構築と深化」を重視し、ビジネスのコンテキストで暑中見舞いを最大限に活用してみましょう。

暑中見舞いDMを発送するタイミング

日本には、年間を24の部分に分割し、それぞれに名前をつけた「二十四節気」が存在します。暑中見舞いを送る適切な時期は、小暑(しょうしょ)から立秋(りっしゅう)の前日までです。ただし、二十四節気は毎年日付が異なるため、カレンダーや他の情報源を確認することをおすすめします。

2021年の場合、小暑は7月6日(火曜日)、立秋は8月7日(土曜日)でした。したがって、暑中見舞いの期間は7月6日から8月6日までが適しています。ただし、厳格な規定は存在しないため、夏の暑さを感じる時に送ることでも問題ありません。地域によっても柔軟に対応しましょう。

ビジネス関連の残暑見舞いには、厳格な基準はありませんが、通常は立秋から8月末までが適しています。2021年の場合、残暑見舞いのシーズンは8月7日(土曜日)から8月31日(火曜日)までです。朝と夕方が秋らしく感じられるようになったら、残暑見舞いのシーズンは終了している可能性があるため、注意が必要です。

暑中見舞いDMを作成する際のポイント

宛名面の書き方

相手の会社の住所は都道府県から書き、社名は(株)などの略語を使用せず、「株式会社~」と記載します。縦書きの場合、部署名は社名のすぐ下に配置し、長い場合は社名の左側に記載しても問題ありません。役職は名前の上に小さな文字で表記するのが基本ですが、長い場合は名前の右側にも記載して構いません。

本来、日本語の宛名面は縦書きですが、裏面と宛名面を一致させることが一般的です。最近では、ハガキのデザインが多様化しているため、裏面のデザインに合わせて宛名面を横書きにすることも多いです。

拝啓や敬具は不要

暑中見舞いや残暑見舞いにおいては、拝啓や敬具などの冒頭や結びの挨拶を使用しません。代わりに、「暑中(残暑)お見舞い申し上げます」といった表現から直接本文に入ります。ただし、暑中見舞いへの返信を出す場合やお中元へのお礼状を通常の手紙として送る場合には、これらの挨拶が必要です。

日付は不要

年賀状では「元旦」を用い、通常の手紙では「〇月〇日」「〇月吉日」と日付を記載しますが、暑中見舞いや残暑見舞いではこれらの日付表記は必要ありません。その代わりに、暑中見舞いでは「令和〇年 盛夏」、残暑見舞いでは「令和〇年 晩夏(立秋、葉月)」などの形式で表現します。暑中見舞いや残暑見舞いでは、西暦ではなく元号を使用することが慣例ですので、ご留意ください。

企業ニーズ別DM発送代⾏会社おすすめ 2

「オンライン」「メーリングサービス」「ダイレクトマーケティング」それぞれにおいて、おすすめの企業を1社紹介します。 DM発送を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

オンライン代行
小ロット(1通~)のDMなら
【ラクスル】

引用元:公式HP
https://dm.raksul.com/

●コストカットで
嬉しい値段設定
●やり取り回数を減らし
翌日発送
メーリングサービス
大ロット(1万~20万通)のDMなら
【アドレス通商】

引用元:公式HP
https://www.adotsu.co.jp/dist/

●長年の経験と実績で
顧客の要望に柔軟に対応
●数万~数十万の
DM発送が可能