フォローアップDMとは?
フォローアップDMは、すでに送付したDMの効果をより高めるために用いられるものです。この記事ではDM発送におけるフォローアップDMの目的やメリット、発送の際のポイントについて解説します。
フォローアップDMの目的
フォローアップDMとは、すでに送られたDMをフォローするために送るものです。たとえば最初にキャンペーンのDMを送付し、送付から一定期間が経った後に、申込みを促す内容で追加のDMを送る例があげられます。
中には最初のDMを見ていなかったり、送られてきたことを忘れていたりする人もいるかもしれません。フォローアップDMは最初のDMの内容を想起させ、より効果を高める目的で送付されるものです。
フォローアップDMを送付するメリット
見込客の顧客化に効果的
送付するメリットとして第一にあげられるのが、見込客の顧客化をしやすくなることです。最初のDMに興味を持っていた見込客がいたとしても、1回の送付だけではレスポンスをしてもらえないこともあります。2回、3回とフォローアップDMを送付すれば、背中を押す形となり顧客化に成功するでしょう。
リピーター獲得
フォローアップDMの送付はすでに顧客になっているものの、再利用がない人に対しても効果を発揮します。たとえば来店後にお礼のDMを送り、その後、商品の情報が掲載されたDMを送れば再来店につながりやすくなります。
「想起させる」ことが目的であるため、「利用したことを思い出してもらう」ためのきっかけとしても使えるものです。
フォローアップDMを作成する際のポイント
最初にシナリオを準備すること
作成に取りかかる前に、まずはシナリオを準備しましょう。特定の状況とターゲットを想定し、どのような目的でどのような内容を、どのようなときに送るべきか考えなくてはなりません。
たとえばキャンペーン告知のフォローDMであれば、送付から1週間後に1通目を送り、キャンペーン終了3日前に2通目を送ると考えれば目的や内容が浮かびやすいのではないでしょうか。
関係を築くことを意識する
フォローアップDMを送る際に、営業色が強くなると警戒されてしまうことがあります。複数のDMを送ることになるため、まずは人と企業としての関係を築くことを意識し、送付を重ねるごとに強めのアプローチにしていく方が効果的です。
営業であると思われれば、2通目、3通目のDMは見られなくなるかもしれません。最初はあくまでもさりげなくアプローチすることがポイントと言えます。
顧客の行動分析からタイミングをはかる
DM発送の中でも、フォローアップDMは送付のタイミングをはかることが重要です。受け取る人の状況にあった内容を、適切なタイミングで送付しなければ十分な効果が得られなくなります。
そこで実施しておきたいのが、顧客の行動分析です。利用した回数や金額、最終利用日などの履歴を洗い出して顧客の状況を把握できれば、より丁寧なアプローチができるでしょう。
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