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イベント集客にDMを活用する方法|来場を増やす事例と制作ポイント

目次

イベント集客では、Web広告やSNS、メールなどのオンライン施策が広く活用されています。一方で、メールが開封されない、SNSを利用しない層に情報が届かない、既存顧客へ確実に案内したいといった課題もあります。こうした場合に活用できるのがDM(ダイレクトメール)です。本記事では、イベント集客にDMを活用するメリットや、来場につなげるためのデザイン・発送・効果測定のポイントを解説します。

DMを活用したイベント集客の成功事例

既存顧客向けイベントで約2%の申込みを獲得【トヨクモ×フュージョン】

トヨクモは、オンライン施策だけでは接触しにくい既存顧客に向けて、イベント集客を目的としたDM施策を実施しました。

同社ではWebマーケティングを中心に顧客との接点を作っていましたが、普段からWebで情報検索をしない層や、メールを開封しない層にもイベントの存在を知ってもらう必要がありました。

そこで、オフラインチャネルとしてDMを活用。イベントのベネフィットやコンテンツの豊富さを伝えるため、楽しさや期待感が伝わる、にぎやかなクリエイティブを採用しました。

その結果、DM経由で約2%の申込みを獲得したほか、DM以外のチャネルからの申込み増加にもつながりました。直接的な申込みだけではなく、イベントを認知してもらう接点としてもDMが機能した事例です。

参照元:フュージョン株式会社|オンライン×オフライン施策でより効果的な顧客コミュニケーションを実現。(https://www.fusion.co.jp/case/case024

招待状らしいデザインで特別感を演出するイベントDM

イベント集客では、一般的なチラシ型のDMだけではなく、招待状やチケットのようなデザインを採用する方法があります。

特に、既存顧客や会員、VIP顧客などを対象とするイベントでは、「広告が届いた」という印象ではなく、「自分が招待された」と感じてもらえる演出が参加意欲につながります。

宛名入りの封筒、厚みのある紙、チケット型のカード、限定開催を伝えるコピーなどを組み合わせることで、通常の販促物との差別化を図れます。

イベントの内容やターゲットによっては、DMそのものを入場証や招待券として使うことで、開催日まで手元に残してもらう工夫も有効です。

来場特典やクーポンを付けて行動を促すイベントDM

店舗イベント、体験会、住宅見学会、相談会などでは、DMに来場特典を組み合わせることで、イベントへ足を運ぶきっかけを作れます。

例えば、「DM持参でプレゼント」「事前予約で特典」「来場者限定クーポン」など、DMを見た人だけが利用できるメリットを設けます。

イベントに興味を持っても、参加する明確な理由がなければ、そのまま行動につながらないことがあります。そこで、「この日に来場する理由」を特典や期限によって作ることがポイントです。

DM自体を特典引換券として会場で回収すれば、DM経由で何人が来場したかを把握する効果測定にも活用できます。

イベント集客でDMを活用するメリット

オンラインで接触しにくい顧客へ情報を届けられる

メールを送っても開封されない、SNSを利用していない、日常的に企業のWebサイトを確認していないといった顧客にも、DMであれば住所宛てに情報を届けられます。

特に、過去の購入者や来店者など、既存顧客の住所情報を保有している場合には、イベント開催を知らせる手段の一つとして活用できます。

イベントの特別感を演出できる

イベントは、通常の商品やサービスとは異なり、開催日時が限定されています。

招待状、チケット、特別な封筒などを用いることで、「いつもの広告」とは異なる印象を与えられます。

既存顧客向けの限定イベントや先行体験会では、特別に招待されている感覚を作ることも重要です。

家族や社内で共有してもらいやすい

住宅見学会、学校説明会、展示会などでは、DMを受け取った本人だけで参加を決めるとは限りません。

紙のDMであれば、家族に見せたり、社内で回覧したりすることができます。

「ご家族でご参加ください」「○○ご担当者様にもお回しください」といったコピーを加えることで、一通のDMから複数の人へ情報を届けられる可能性があります。

来場特典と組み合わせられる

DMそのものを招待券、クーポン、抽選券、特典引換券として利用できます。

紙面でイベントを案内するだけでなく、DMを持って来場することで得られるメリットを設ければ、開催日まで保管してもらいやすくなります。

開催日まで手元に残してもらえる

イベントは、案内を受け取った日と実際の開催日が離れていることがあります。

冷蔵庫やデスクなどに置きやすいサイズにしたり、カレンダーとして使える仕様にしたりすることで、開催日を思い出してもらうきっかけを作れます。

イベント集客DMに掲載したい情報

誰向けのイベントなのか

イベント案内では、まず「自分に関係のあるイベントだ」と判断してもらう必要があります。

例えば、次のように対象者を具体的に示します。

  • 小学生のお子様がいるご家族へ
  • 注文住宅を検討中の方へ
  • 経営者・営業責任者の方へ
  • 過去1年間にご来店いただいたお客様へ

対象者を明確にすることで、DMを受け取った人が短時間で内容を自分事として捉えやすくなります。

イベントに行くメリット

イベント名と日時だけでは、「わざわざ足を運ぶ理由」が伝わらない場合があります。

例えば、次のように来場するとできることを伝えます。

  • 実物の商品を体験できる
  • 専門家へ直接相談できる
  • 完成した住宅を見学できる
  • 限定商品を購入できる
  • 新サービスを先行体験できる

イベント名よりも、参加すると得られる体験を具体的に伝えることが重要です。

開催日時・場所

開催日や会場は、イベントDMの中でも特に重要な情報です。

次の内容を一か所にまとめます。

  • 開催日
  • 開催時間
  • 会場名
  • 住所
  • 最寄り駅
  • 駐車場の有無
  • 参加費
  • 予約の要否

デザイン性を優先するあまり、日時や場所が見つけにくくならないようにしましょう。

来場特典

特典を設ける場合は、何がもらえるのかだけでなく、対象条件も明確にします。

「来場者全員」「事前予約者限定」「先着○名」など、条件によって参加判断が変わるためです。

数量や利用期限がある場合も、誤解がないように記載します。

申込方法

事前予約が必要なイベントでは、二次元コード、専用URL、電話番号などを見つけやすい場所に掲載します。

二次元コードの近くには、「来場予約はこちら」「無料体験を予約する」など、読み取ることで何ができるかを記載しましょう。

イベント集客DMで来場を増やすポイント

既存顧客と新規顧客で訴求を変える

既存顧客と、まだ取引のない新規顧客では、イベントへ参加する理由が異なります。

既存顧客には、「日頃の感謝」「会員限定」「先行案内」「特別招待」など、これまでの関係性を生かした訴求ができます。

一方、新規顧客には、初めてでも参加しやすいことや、イベントで得られるメリット、無料体験などを具体的に伝えることが重要です。

イベント名より体験価値を伝える

「○○フェア開催」「○○イベントのお知らせ」といったタイトルだけでは、来場意欲につながらないことがあります。

「実際に触って比較できる」「専門家へ直接相談できる」「家族で楽しめる」といった、来場した先にある体験を伝えましょう。

開催日から逆算して発送する

イベントのかなり前に一度だけ案内すると、開催日までに忘れられる可能性があります。一方、直前すぎると予定を確保してもらえません。

イベントの規模やターゲットに応じて、開催告知、詳細案内、直前リマインドなど、複数回に分けて接触する方法も検討します。

DMを持参する理由を作る

DM自体を入場券、クーポン、特典引換券などとして利用できるようにすると、受け取った後も手元に残してもらいやすくなります。

また、会場でDMを回収すれば、DM経由の来場者数を把握することもできます。

家族や同僚への共有を促す

参加意思決定に複数人が関係するイベントでは、DMを本人だけで完結させないこともポイントです。

住宅イベントなら「ご家族でご参加ください」、法人向け展示会なら「社内の○○ご担当者様にもお回しください」と伝えることで、共有を促せます。

イベント集客DMのデザインで意識したいポイント

表面だけでイベント内容が分かるようにする

DMを受け取った人が、封筒を開けたり紙面を詳しく読んだりするとは限りません。

少なくとも、何のイベントか、誰向けか、いつ開催されるかが、表面を見ただけでも分かる構成にします。

イベントの雰囲気が伝わる写真を使う

会場写真、過去開催時の様子、商品を体験している場面などを掲載すると、来場後のイメージを持ってもらいやすくなります。

商品だけの写真ではなく、実際に人が参加している様子を見せることで、イベントの楽しさや雰囲気を伝える方法もあります。

日時・会場を目立たせる

デザインに力を入れても、開催日や会場が見つけにくければ、来場にはつながりません。

日時、場所、予約方法は他の情報と明確に区別し、視認性を優先します。

招待状らしい特別感を演出する

既存顧客やVIP顧客を招待するイベントでは、一般的なチラシとは異なる仕様も検討できます。

厚みのある紙、特殊紙、箔押し、専用封筒、宛名印字などを活用し、特別な案内であることを表現します。

イベント集客DMと他の施策を組み合わせる方法

DM×メール

DMでイベントの存在を認知してもらい、その後メールから申込ページへ誘導します。

開催直前にはメールでリマインドを送るなど、紙とデジタルの役割を分ける方法があります。

DM×SNS

イベント開催までの期間に、出演者や商品、準備風景、過去開催時の様子などをSNSで発信します。

DMで興味を持った人がSNSを確認した際に、イベントへの期待をさらに高められるようにします。

DM×Web広告

DM発送後に同じイベントのWeb広告を配信し、開催日まで継続して接触する方法もあります。

一度の案内だけに頼らず、複数チャネルでイベントを思い出してもらうことが狙いです。

DM×架電

法人向け展示会や相談会などでは、DM発送後に営業担当者から電話で案内する方法があります。

「先日お送りしたイベントのご案内について」と伝えることで、何も送らずに連絡する場合より会話のきっかけを作りやすくなります。

DM×LINE

店舗イベントなどでは、DMからLINE公式アカウントへの登録を促し、開催直前のリマインドや追加情報を配信する方法もあります。

DMを一度きりの接点で終わらせず、その後の継続的な顧客接点につなげられます。

イベント集客DMの効果測定方法

申込数・予約数

事前予約型のイベントでは、DM経由で何件の申込みが入ったかを確認します。

専用の二次元コードや申込ページを用意すると、チャネル別に反応を把握しやすくなります。

来場率

申込者のうち、実際に何人がイベントへ来場したかを確認します。

来場率は、以下のように算出できます。

来場者数 ÷ 予約者数 × 100

予約は多いものの来場率が低い場合は、開催直前のリマインド施策などを見直します。

DM持参数

DMを招待券やクーポンとして使用した場合、会場で回収することでDM経由の来場数を確認できます。

紙DMならではの、シンプルな効果測定方法です。

二次元コードの読み取り数

DM専用の二次元コードを設定することで、紙面を見てWebページへアクセスした人数を確認できます。

申込みには至らなくても、イベントに関心を持った人がどの程度いたかを判断する材料になります。

イベント後の成果

来場者数だけでなく、イベントの目的に応じて、その後の成果まで確認します。

  • 商品購入
  • 商談
  • 見積依頼
  • 会員登録
  • 次回来店
  • 契約

イベントが最終成果ではなく、購入や商談への中間接点である場合は、来場後の行動まで追跡することが重要です。

イベント集客DMで失敗しやすいポイント

開催情報だけを掲載する

日時と場所だけを案内しても、わざわざイベントへ出向く理由が伝わりません。

参加することで何ができるのか、どのような体験が得られるのかを具体的に伝えます。

ターゲットが曖昧

幅広い人へ送ろうとすると、誰にも強く響かない抽象的なメッセージになりがちです。

過去の購入履歴、居住地域、家族構成、業種、役職など、イベントの内容に合わせて参加可能性の高い対象へ絞ります。

開催日時が目立たない

イベント写真やデザインを優先しすぎると、肝心の開催日時や会場情報が埋もれることがあります。

日時・場所・予約方法は、紙面の中でも優先度の高い情報として扱いましょう。

来場までのハードルが高い

予約フォームの入力項目が多い、会場へのアクセスが分かりにくい、駐車場情報がないといった小さな負担が、来場を妨げる場合があります。

申込みから当日の来場まで、できるだけ迷わず進める導線を作ります。

DMを送って終わる

イベントDMは、発送した時点で施策が終わるわけではありません。

開催前のメール、SNS、電話、リマインドなどを組み合わせ、開催日まで継続して接点を持つことが重要です。

イベント集客DMを制作会社に依頼する際のポイント

イベントの目的から相談できるか

DMのデザインだけではなく、「誰に来てもらいたいか」「何を体験してもらいたいか」「来場後に何につなげたいか」まで整理できる会社か確認します。

来場者数だけでなく、購入、商談、会員登録など、イベントの目的から逆算して企画を提案できる会社が望ましいです。

ターゲットに合わせた媒体を提案できるか

イベントDMには、ハガキ、圧着DM、封書、招待状、チケット型など、さまざまな形式があります。

イベントの内容やターゲット、予算に合わせて適切な仕様を提案できる会社か確認します。

印刷・発送まで対応できるか

イベントは開催日が決まっているため、制作や発送の遅れがそのまま集客機会の損失につながります。

企画、デザイン、印刷、宛名出力、発送まで一貫して対応できれば、スケジュール管理もしやすくなります。

Webや申込導線まで設計できるか

DMから専用LPや予約フォームへ誘導する場合は、紙面とWebを一体で設計する必要があります。

DMで伝えた内容とWeb上のコピーやデザインに一貫性があり、スムーズに予約まで進める導線を作れる会社か確認します。

効果測定まで対応できるか

専用二次元コード、クーポン、DM持参、来場者データなどを活用し、DM施策の成果を確認できるかを見ます。

イベント終了後に結果を振り返り、次回の集客へ改善点を生かせる会社が望ましいです。

まとめ

イベント集客でDMを活用する際は、開催日時を知らせるだけではなく、誰に来てもらいたいのかを明確にし、来場するメリットや体験価値を伝え、当日の行動まで設計することが重要です。

既存顧客向けイベントでは招待感や特別感を演出し、新規顧客向けイベントでは参加メリットや来場特典を具体的に伝えるなど、ターゲットによって訴求を変える必要があります。

また、DM単体で完結させず、メール、SNS、Web広告、LINE、架電などと組み合わせ、開催日まで複数の接点を設けることも有効です。

イベント後は、来場者数だけでなく、商品購入、商談、見積依頼、会員登録など、その後の成果まで確認しましょう。

DM制作会社によって、招待状やブランド表現に強い会社、ギミックDMを得意とする会社、CVR(成約率)や効果測定を重視する会社など、強みは異なります。

当メディアでは、イベントの目的やターゲットに合わせて「作る」に強いDM制作会社を紹介しています。イベント集客にDMを活用したい方は、自社に合う制作会社を比較する際の参考としてお役立てください。

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※1参照元:スルーパス公式HP(https://www.kikudm.com/)※2参照元:フュージョン公式HP(https://www.fusion.co.jp/service/dm_fullservice)(2025年10月1日調査時点)
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