価格帯別DM制作代行会社比較

DM制作を検討する際、多くの担当者が最初に気になるのが「費用」です。

・DM制作はいくらかかるのか?
・安い会社と高い会社の違いは何か?
・予算50万円ならどこに依頼すべきか?

実際、DM制作代行の費用は数万円〜数百万円以上まで大きな幅があります。

しかし、この価格差は単なる“会社の規模の違い”ではありません。そこには、対応範囲・設計力・分析体制といった明確な差があります。

本ページでは、DM制作代行会社を価格帯別に整理し、「価格の違い=何の違いなのか」を分かりやすく解説します。

DM制作の一般的な費用相場

まずは、DM制作費の構成要素を整理してみましょう。

主な費用内訳

項目 相場目安
デザイン制作費 5万〜50万円
印刷費 数万円〜(部数・仕様により変動)
発送費 通数 × 単価
戦略設計・分析費 30万〜

DM制作費は、単に「デザイン料金」ではありません。戦略設計やターゲット選定、効果測定まで含めるかどうかで、総額は大きく変わります。

合計費用の目安

  • 小規模施策:10万〜30万円前後
  • 中規模施策:50万〜150万円前後
  • 大規模・戦略型施策:200万円以上

特に「戦略設計・分析運用」を含める場合は、制作費だけの会社よりも高額になる傾向があります。ただし、その分改善サイクルを前提とした運用が可能になるという違いがあります。

なぜここまで価格差が生まれるのか?

DM制作費の違いは、主に以下の5つで決まります。

1. 戦略設計の有無

  • ターゲット設計まで行うか
  • CVR予測や要因分析を行うか
  • 施策改善を前提にするか

戦略設計を含む場合、制作費は高くなりますが、成果再現性は高まりやすくなります。

2. デザインの工数

  • テンプレート活用か
  • 完全オリジナル設計か
  • 特殊加工・ギミック有無

ブランド設計型DMはここが大きくなります。

3. 分析・効果測定体制

  • A/Bテスト実施
  • KPI設計
  • 施策レポーティング

発送して終わりなのか、改善まで伴走するのかで価格は変わります。

4. 印刷・加工仕様

  • 紙質
  • 圧着・立体加工
  • サンプル同梱

加工を増やすほどコストは上がります。

5. 発送規模

  • 小ロット(数百部)
  • 中規模(数千〜数万部)
  • 大量発送(数十万部以上)

発送量が増えるほど単価は下がりますが、体制構築コストが必要になります。

価格帯別に見るDM制作代行会社の特徴

ここからは、価格帯ごとに特徴と向いているケースを整理します。

💰 低価格帯(〜30万円前後)

想定ターゲット

  • テスト施策を行いたい企業
  • スタートアップ・中小企業
  • 小ロット中心の施策

主な特徴

  • テンプレート活用型
  • Web完結型サービスが多い
  • 戦略設計は最小限

該当例
ラクスル/DM本舗/発送特化型サービス

この価格帯は、スピードとコスト効率を最優先したい企業に向いています。ただし、戦略設計や改善サポートは限定的なケースが多いため、「成果改善」を重視する場合は注意が必要です。

💼 中価格帯(50万〜150万円)

想定ターゲット

  • 本格的な新規顧客獲得施策
  • BtoB営業施策
  • 改善運用を前提にした取り組み

主な特徴

  • オリジナルデザイン設計
  • ターゲット設計
  • 一定の分析・改善体制

該当例
スルーパス(50万円〜)/一向社/リフコム

この価格帯は、費用と成果のバランスを重視する企業の中心ゾーンです。単なる制作ではなく、ターゲット設計や改善提案まで含めた施策設計が可能な会社が多く、コストパフォーマンスを求める企業に適しています。

🏢 高価格帯(200万円〜)

想定ターゲット

  • 大企業・上場企業
  • ブランディング重視の企業
  • 富裕層・決裁層向け施策
  • 大規模CRM施策

主な特徴

  • 世界観・体験設計重視
  • 特殊加工・高品質紙材
  • CRM設計含む戦略設計
  • 大規模発送体制

該当例
フュージョン(220万円〜)/大手印刷会社系

この価格帯は、ブランド資産を積み上げるための投資型施策に向いています。単なる反応獲得ではなく、企業価値やロイヤルティ向上を目的とする場合に適しています。

価格帯別 比較一覧

主要会社を価格帯ごとに整理しました。

会社名 価格帯 向いている企業 戦略設計・分析 小ロット 備考
ラクスル 低価格帯 テスト施策・小規模 Web完結型
スルーパス 中価格帯 成果改善・新規獲得 分析・改善運用型
一向社 中価格帯 BtoB商談獲得 フォローコール対応
リフコム 中価格帯 デザイン重視施策 オリジナル制作
フュージョン 高価格帯 ブランド強化・大企業 受賞実績多数
※価格帯は公開情報・目安をもとに分類しています。詳細は各社公式サイトをご確認ください。

価格で失敗しないためのポイント

価格検索層が最も失敗しやすいのは、「安い会社を選んだのに成果が出ない」ケースです。その原因の多くは、“価格の中身”を確認していないことにあります。

✔ 見積内訳を確認する

  • 制作費のみか
  • 戦略設計込みか
  • 印刷費・発送費は別か

総額で比較しましょう。

✔ 改善運用が含まれているか

発送して終わりなのか、分析・改善提案まであるのかで、実質的なコストパフォーマンスは大きく変わります。

✔ 追加費用の有無

  • 修正回数制限
  • 加工オプション
  • データ整形費

見積段階で確認しておきましょう。

✔ 目的と価格帯が合っているか

  • テスト施策なら低価格帯
  • 成果改善なら中価格帯
  • ブランド施策なら高価格帯

価格帯と目的のミスマッチが最大のリスクです。

価格重視タイプ別ナビゲーション

あなたのタイプはどれですか?

とにかく安く始めたい

→ 低価格帯(ラクスル・DM本舗など)

改善運用を前提に成果を伸ばしたい

→ 中価格帯(スルーパス・一向社など)

ブランド価値を高めたい

→ 高価格帯(フュージョンなど)

よくある質問

Q. DM制作は最低いくらから可能ですか?

テンプレート型であれば10万円前後から可能なケースもあります。ただし、戦略設計や分析を含める場合は50万円以上が目安です。

Q. 高い会社の方が成果は出ますか?

一概には言えません。重要なのは価格ではなく、目的と設計力の一致です。

Q. 価格交渉は可能ですか?

内容によりますが、発送数や仕様調整によって総額が変動するケースはあります。

Q. 見積は無料ですか?

多くの会社で見積相談は無料です。複数社比較することをおすすめします。

価格だけで選ばないことが、最大のコスト削減

DM制作は「印刷物」ではなく、成果を生むマーケティング施策です。安さだけで選んだ結果、反応が出ずに再制作することになれば、それこそ最大の無駄になります。

価格帯を理解し、自社の目的・必要な設計レベル・改善体制の有無を見極めたうえで選びましょう。

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※1参照元:スルーパス公式HP(https://www.kikudm.com/)※2参照元:フュージョン公式HP(https://www.fusion.co.jp/service/dm_fullservice)(2025年10月1日調査時点)
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